北海道矯正歯科学会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このたび2026年より、北海道矯正歯科学会 会長を拝命いたしました飯嶋雅弘です。長い歴史と伝統を有する本学会の舵取りという大役をお預かりするにあたり、その責任の重さを感じるとともに、身の引き締まる思いでおります。
本学会は、北海道という広大で多様な地域特性を有する地において、矯正歯科医療の学術的発展と臨床水準の向上、ならびに会員相互の交流を目的として活動してまいりました。
近年、少子高齢化や医療資源の偏在、デジタル技術の進展などにより、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。矯正歯科分野においても、研究段階にあるAI技術を含め、デジタル技術を適切に活用するとともに、医療者としての倫理観と判断力がこれまで以上に重要となっています。
さらに、SDGs(持続可能な開発目標)に代表されるように、矯正歯科医療においても社会の持続可能性に貢献することが期待されています。咬合や口腔機能の安定を長期的な視点で考え、質の高い矯正歯科医療を将来世代へとつないでいくためには、教育・研究・臨床の各側面から、地域に根ざした取り組みを大切にしながら進めていくことが欠かせないと考えています。
北海道は、都市部と広域医療圏が共存する特有の医療環境にあります。こうした地域性の中で、均質で質の高い矯正歯科医療を提供することは重要な課題です。本学会では、学術集会や研修会を通じた知見の共有に加え、会員の先生方の日常臨床や患者様への情報提供に役立つ、実践的な情報発信に取り組んでまいります。
今後も本学会が、若手からベテランまで世代を超えて学び合い、北海道の矯正歯科医療の発展に寄与できる「開かれた学会」であり続けられるよう、役員一同、誠心誠意努めてまいります。会員の皆様には、これまで同様、学会活動へのご理解とご支援、そして積もったご参加を賜りますようお願い申し上げます。
北海道矯正歯科学会 会長 佐藤 嘉晃
専務理事 岡本 亨